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やけど(熱傷)

 

やけどは頻繁に見られる怪我の一つです。

やけどの程度は自宅で簡単な処置で済む軽度のものから、入院が必要な重度のものまで幅広く見られます。程度の区別の基本はやけどの深さです。やけどの深さにより、I度、II度、III度と分かれ、対処法も変わってきます。

I度は日焼けのレベルに近く、軽い痛み、発赤が主な症状です。広範囲でなければ、適切な自己管理、経過観察でも問題ありません。
II度になるとやけどの深みが増し、水泡ができることが特徴です。痛みもかなり強くなります。この場合は、痛みの管理、水泡の管理、化膿の予防等が必要ですので、応急処置を行った後に治療が必要です。
III度になると皮膚が完全に死んでしまいますので、すぐに病院での処置が必要です。また、神経も含めて皮膚にダメージが起こっているので、痛みは殆どありません。回復期間は、I度では3〜6日間、II度は2〜3週間、III度はそれ以上と、長くなります。

やけどは起こった瞬間から症状が進行しますので、直後の応急処置が大切です。やけどをすると本人はもとより周りの人たちも動揺してしまうことが多いようです。応急処置の基本は、まず落ち着いて患部を冷やすことです。衣類の上から熱湯や油等を浴びてやけどをした場合は、そのまま服を脱がずに上から水道水、シャワーなどで冷やしてください。こうする事ですぐに患部を冷やし、気分を落ち着かせることができます。また、下手に皮膚を剥がしてしまうことも無くなります。冷却する時間は15〜30分位をひとつの目安とすると良いと思います。冷やすことでやけどの進行を止めるだけでなく痛みも押さえることができます。あわてて衣服を脱がせると熱の作用が持続してより深いやけどになったり、水疱が破れてしまい痛みが強くなったりと治るのに時間がかかってしまいます。特に自分以外のやけどの手当てをする場合(子供、老人等)は衣服の外のやけどに目をとられてしまい衣服の下にもっと広いやけどをしているのを見逃してしまいがちですので注意してください。やけどをするとその部位がはれてきますので指輪などの装身具は早めにとるようにしてください。またやけどをした部位に軟膏や油などを自分の判断でつけないように注意してください。自分の判断で軟膏などをつけてしまうとその後の治療に差し障りがでてしまうことがあるからです。やけどの程度の判断は必ずしも明確ではありません。部位、範囲、深さにより、経過観察ですむものから、治療が必要なもの、場合によっては入院が必要なものもあります。少しでも気になることがあれば早めに診察を受けてください。特に次のような場合には注意してください。

1. やけどが広範囲な場合:
やけどが広範囲に及ぶと、赤くなった程度でも脱水の原因となることがあります。
2. やけどが広範囲な場合:
やけどが広範囲に及ぶと、赤くなった程度でも脱水の原因となることがあります。
3. 皮膚の色が白くなった、または赤黒く変色している場合:
深いやけどの可能性が高く、早急に受診が必要です。
4. 顔、頭部のやけど、及び煙を吸い込んだ場合:
口腔内、気管に障害が出ることがあり、症状が急変する可能性があります。

やけどは子供にも頻繁に見られます。子供のやけどのほとんどは家庭内で起こります。完全な予防は不可能ですが、注意することである程度は予防できます。下記のようなことに注意してください。

1. 赤ちゃんを抱いたときには熱いものを持たないようにする。
2. テーブルの隅に熱いものを置かない、テーブルクロスは使用しない。
3. アイロンに触れないように注意する。
4. コードは、引っ張れないようにガードする。