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インフルエンザ2007

 

インフルエンザの季節が近づいてきました。昨年日本ではTamifluが話題となりました。今年は予防接種不足は問題無いので、インフルエンザの予防を心掛けましょう。

<豆知識>
毎年5〜20%の方がインフルエンザに罹ります。
毎年20万人以上の方がインフルエンザに関連する合併症で入院します。
毎年約36000人の方がインフルエンザに関連する合併症で亡くなります。

インフルエンザは11月から3月に流行します。インフルエンザの予防接種は受けてから約1〜2週間で抗体ができ、抗体ができれば約6ヶ月間有効です。ですから予防接種は10月から11月半ばまでに受けるのが一番効果的です。但し、インフルエンザは3月末ぐらいまで発生すると予想されていますので、遅れて受けても効果はあるでしょう。又、予防接種を受けてから抗体が出来るまでの期間に感染した場合は、発病してしまいますので、家族の一員が発病したからとあわてて予防接種を受けても効果は無いでしょう

予防接種は特殊な病気、卵アレルギー、過去の予防接種に対する過剰反応、6ヶ月未満、等の方を除いて誰でも受けることが可能です。但し特に受けておくべき方は

1) 合併症を起こす可能性が高い方(6ヶ月から6歳、妊婦、50歳以上、糖尿病等の慢性疾患を持っている方)

2) 合併症を起こしやすい方と暮らしている場合 この場合は自分の予防よりも相手に感染させないために予防することが重要です。

予防接種の副作用として一番多いのは筋肉注射による筋肉痛です。これは二日間位で治ります。その他には微熱、関節の痛みなどの軽い風邪の症状が現れる事があります。通常このような症状は注射を受けてから6―12時間後に現れ、二日間程度で治ります。また、予防注射を接種したためにインフルエンザになるのではないか、と心配をしている方も少なくないようですが、インフルエンザの予防接種は、既に死んでいるウィルスを基に作られているので、インフルエンザになる心配はありません。

注射嫌いの方の為に鼻から注入するスプレー式の予防薬、Flumistもあります。この予防薬は効果も注射とほぼ同じとみられ、副作用も鼻水、鼻詰まり等軽めです。コストは予防接種と比べて若干高めですが、今年は昨年と比べて値段が下がりました。Flumistは鼻粘膜から吸収され、体内で抗体が作られます。また、注射の場合、ウィルスはすでに死んだものを使っていますが、スプレーのほうは、弱毒化されたウィルスを使っています。弱毒化ウィルスは、健康で免疫機能が正常な方にはインフルエンザの症状は起こしません。

Flumistは今年は2歳から49歳まで使用が認可され、昨年と比べてもっと若い年齢まで使用が可能となりました。また、Flumistの使用は慢性疾患を伴わない方のみの使用となっております。
Flumistは弱毒化ウィルスを使っていますが、これはまだ生きているウィルスです。
小さな子供、または高齢の方は免疫機能が低下している可能性がありますので、Flumistがインフルエンザの症状を起こしてしまう恐れがあります。又年齢にかかわらず、慢性心肺疾患、腎臓病、糖尿病などを抱えている方も同じく対象外となります。又予防接種のほうは認められていますが、妊婦への安全性はまだ明らかでないため、対象外となります。