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原因:コクサッキーA群ウイルス感染症
5才以下の子に多く見られます。コクサッキーウイルスが咳やくしゃみで飛び散り、それを吸い込んで起こります(飛沫感染)。便の中に排泄されたウイルスによる経口感染もあります。感染から発症までの期間は3〜5日です。 3才から10才くらいにかかりますが、ほとんどは5才以下にみられます。夏から秋にかけて、多く見られます。

症状:高熱が出て、のどに水泡が出来る夏風邪の一種
乳幼児に多くみられる夏風邪の一種で、39度くらいの高熱が突然出て、のどの奥の口蓋垂(のどちんこ)の根元付近にプクッとふくらんだ水泡が数個から十数個できます。水泡が破れると、ただれがひどくなって潰瘍になり、のどが痛くなります。せきや鼻水はありません。
機嫌が悪くなり、吐くこともあります。高熱が出ることもありますが、熱は2〜3日で下がり、水泡も1週間くらいで治ります。

治療:対症療法
水分の補給は十分行い、脱水症を避けます
特に治療しなくても自然に治ります。口の中が痛いので、飲む量や食べる量が減りがちです。痛みがひどい時は消炎剤(ADVIL, MOTORIN)を服用します。
軟らかいもの、味の薄いものを少しずつ与えるようにし、脱水症を起こすのを防ぐために、水分の補給は十分に行いましょう。高熱の場合は、解熱剤を使うこともあります。