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手足口病
 

英語名:Hand, Foot and Mouth Disease

原因:ウイルス感染症
大多数がコクサッキーウイルスA16型により発病し、ほんの少数はエンテロウイルス71型によるものもあるとされています。この病気の流行時期は主に夏とされていますが、秋に流行することが稀にあります。

症状:
潜伏期間は4〜6日間と比較的短く、この間約半数に発熱を認めます。この病気の一番の特徴は発疹の分布状態で、病名通りに手、足、及び口内に診られます。口内疹は口蓋弓、硬口蓋、軟口蓋、頬粘膜、舌、歯肉にかけて小水疱及び潰瘍形成がみられ有痛性であるが数日で消えていきます。四肢は末端、とくに手と足に紅斑を伴う水疱が散在し、3〜7日で消失します。この発疹は稀に、臀部および体に広がることもあり、我々の診断を難しくすることもあります。6才以下の小児の場合、ほぼ99%の患者さんにこの典型的な発疹がありますが学童児ではこれが38%となり、大人では約11%とかなり低い率となり診断が難しくなりますのでほとんどの場合、診断は臨床症状だけで可能だといっても、場合によってはウイルス培養による確定診断が必要なこともあります。又このウイルスは他の病気、とくに水痘、ヘルペス性口内炎、ヘルパンギーナ等の病気と鑑別診断が必要な時におこなわれますが、実際にテストをするのは非常に稀です。

治療法:
手足口病は約1週間で自然消滅して完治する為、とくにこれといった治療も必要としませんが、熱があれば解熱剤、痛ければ鎮痛剤といった、いわゆる対症療法はおすすめします。病気中もほとんどの子供は元気に日常の生活を送れますが、ときには口内炎があまりにも大きくなりすぎて、痛くて何も食べられなくなり、元気を無くしたり脱水症状を起こすこともあります。こんなときは薬局へ行ってORAJELとかORABASE等というクリームを購入して食前に患部に塗ってあげるといくらか楽に食事が出来るようになります。たとえ食事が出来なくても、水分の補給にはINFALYTESとかPEDIALYTES等の電解質液を使用して十分に気をつけましょう。

前述したように、この病気は稀にエンテロウイルス71型によって発病することがありますが、このウイルスは時々無菌性髄膜炎、神経麻痺や脳炎を併発することがあるので、あまりにも元気が無い時は、主治医に診察してもらってください。