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性器クラミジア感染症について
 

現在最も多い性感染症がクラミジア菌による物です。
特に若い世代での発病が増加しています。

性器クラミジア感染症とはどういう病気?
この病気はChlamydia trachomatisと言う菌によって細菌感染から起こります。クラミジアは近年急増している感染症で、感染者の報告が現在もっとも多い性感染症です。感染すると無症状の場合も多いのですが、男性は尿道炎、女性は子宮頸管炎を発症する事が一般的です。病気を放置した場合、男性の場合は合併症は比較的少ないのですが、女性の場合、骨盤内炎症性疾患を発症する事があり、これが不妊症の原因ともなります。

頻繁に起こる病気?
2年前の統計を見ると米国では100万人近くの感染者が報告されました。ただし、無症状で感染している事を知らない人数も考えると毎年300万人近くの感染者がいると予想されています。

他の性感染症と比較すると、クラミジアは現在では
淋病の4倍、
梅毒の25倍
性器ヘルペスの6倍の頻度で発症しています。
また、クラミジアの繁殖サイクルが長いため発症するまで時間がかかることや(潜伏期間は1-3週間)、感染しても自覚症状が出ない場合も多いことから、無意識のうちにつぎつぎと感染者を増やしていることもあります。このことから、報告以上に実際は多くの感染者がいると考えられ、近年急増している要因であると考えられています。

症状は?
クラミジアに感染後、男性の半分、女性の4分の3近くが症状が現れない物です。症状が出る場合、男性は尿道炎から起こる症状が表れます。発症すると排尿時に軽い痛みと水っぽい膿が尿道から出る事が多いです。放置すると前立腺炎、精管炎などを引き起こすこともあります。自然治癒することはほとんどなく、無治療でもかなり長い間症状の悪化は伴わず保菌状態が続く傾向があります。女性が感染し、子宮頸管炎を起こした場合、おりものの増加、と不正性器出血が症状としてあらわれる事があります。白色の水っぽい膿がおりものとして出てきたり、不正性器出血は、頸管分泌物の混じった少量の持続性の出血をみることもあります。さらに、女性がクラミジアに感染した場合、その菌の構造から速やかに上腹部へと感染が浸透していき、短期間に腹腔内へ波及する恐れがあります。感染初期には自覚症状がなく治療対象にならないものが、長期間を経て骨盤腔へ波及し、卵管閉塞、卵管周囲癒着を引き起こし不妊症の原因となる傾向があります。不妊症患者の所見をみるとクラミジア抗体陽性者の80%に卵管周囲の癒着が認められ、60%に卵管閉塞が認められています。また、妊婦中に感染するとプロスタグランジンホルモンを活性化させ、陣痛誘発させ、このため、妊娠初期では流産の原因となり、妊娠中期では早産の原因となっています。

どのようにして感染するか?
クラミジアは性行為で感染します。また、母子感染も起こります。

診断法は?
クラミジア感染を疑った場合、内科、泌尿器科、産婦人科などで検査を受けることが出来ます。
尿検査または尿道、子宮頚管から綿棒で細胞を少量接取し、比較的簡単に診断がつきます。また、クラミジアに感染している場合はその他の性感染症の検査も受ける必要があります。クラミジアに感染したと言うことは、生活習慣上、性感染症にかかるリスクがあると言うことですから、クラミジア以外の病気にも当然感染している可能性があります。

治療法は?
クラミジアに関しては合併症を起こしていなければ抗生物質の服用で治療できます。正しく治療すれば約2週間で完治します。この際注意する事は相手の方も治療が必要ということです。

どのような注意が必要でしょうか?
まずは感染の予防ですが、性感染症では一般的ですが、コンドーム使用でほぼ感染予防は出来ます。また、パートナーの数が増えるほど当然感染率が高くなります。もし少しでも疑わしい症状があったり、また無症状でも可能性がある場合は年に1回検査を受けておくようにしましょう。自分への感染も予防必要ですが、知らぬ間に相手へ感染することを予防することも重要です。