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足首の捻挫について
 

誰でも一度は経験した事のあるケガの一つに足首の捻挫があります。捻挫なんか冷やしていればその内治ると簡単に片付ける方が多いと思いますが、しっかり治さないと長引いたり、捻挫がくせになったりしかねません。

捻挫とは、靭帯を傷めたケガです。靭帯は、骨同士を連結する丈夫な繊維の束、ヒモのようなものです。この靭帯のお陰で関節は安定して蝶番の働きができます。靭帯は、普通の外力に対しては十分対応できる強さを持っています。しかし、ひねる等により非常に強い外力が加わると靭帯は伸びてしまったり、一部がさけてしまったり、ひどい場合は、完全にプツリと切れてしまう場合もあります。

足首の捻挫の症状は、まず痛みと腫れです。内出血もあります。これがひどい場合は、骨折の疑いが強くなります。さらに靭帯が完全に切れた場合は、足首の関節は安定性を失うためブラブラと不安定になります。重傷の捻挫ではギブスで固定したり、完全に切れた場合は手術が必要となります。また捻挫と思っても骨折していたり、さらに捻挫に骨折が伴っている場合もありますので、次の様な場合は早めに受診しましょう。


こういう場合は受診を

痛み、腫れがひどい。
足首が変形している。足首がぐらぐらし不安定。但し受傷直後は痛みと腫れがひどいため、わかりにくい。
骨折の疑いあり。痛み・腫れ・内出血がひどい。足を動かせない、体重をかけられない。足がしびれる(骨折するとすぐそばを走っている血管や神経も傷つけるための内出血もひどく、足のしびれも出る)
24時間以上経過しても足首に体重が全くかけられない。
72時間以上たっても体重があまりかけられない。
早期に本格的なスポーツへの復帰を望む場合。


家庭での処置

冷やす。痛みや腫れを防ぐために受傷直後より48時間は冷やす
安静第一。伸び縮みする弾性包帯を巻き腫れを予防すると同時に動きを制限し安静を保つ。弾性包帯は、きつく巻くと循環障害を起こし、足先が赤紫に変わったり、ジンジンしびれたりするので注意が必要。とにかく痛みは、体からの警告サイン。痛むような動きは避ける。
患部挙上。足を下げていると腫れてくるので、できるだけ心臓の位置より上げる。
消炎鎮痛剤の服用。ADVIL、MOTRIN等の市販薬を飲むのも症状を和らげる一方法
3日目以降は逆に温める。

◎通常怪我による細胞の破壊は、48時間でほぼ終了します。72時間たつと今度は細胞の修復作業が始まります。この修復には、良い血液が必要となるため、今度は温めて血行を良くする必要があります。捻挫のあと、いつまでも冷やし続けていると逆効果で治るものも治りません。

なお、捻挫は、10日程度でほとんどの場合、よくなりますが、完全に靭帯が元通りに治るのには4〜6週間位かかります。しびれを切らして、無理して使い、ますます回復が遅くなるケースが多いです。靭帯の修復には意外と多くの日数がかかる事を肝に命じて、特にスポーツへの復帰は慎重にしたいものです。